薬の裏側。

医療業界の話と社会保障費について思うこと。

業界外のひとはあまり興味ないかもだけど・・・。

人ごとではないですからね〜。

そろそろ、薬価(薬の値段)を下げることで社会保障費を捻出するのは限界ではないのか?!

来年から毎年薬価改正になるようですが・・・。

手っ取り早く医療費を圧縮できるのはわかるけど・・・。

長期収載品(昔から使われている薬)は1錠単価が5円とか6円とか。

これ以上下げれないものもたくさんある。

漢方については方剤が増えないから、漢方メーカーは作れば作るほど赤字なんてこともあり得るのかも。

もちろん、1錠で何万円なんて薬もある。

これについては検討の余地はある。

ただ、代替えかない薬が製造中止や出荷調整になるとかなり困る!

ダイレクトメールで突然届く『諸般の理由により製造販売を中止することになりました』案内。

(大体は採算がとれないことが理由だろうと推測するけど。)

1社が中止すると、他の会社の商品に集中して出荷調整からの手に入らない。

製造中止については理由が1つではないから何とも言えないけど。

そんなに高くないけど、必要な薬だってあるし、たくさんの人が飲んでる薬もある。

薬価の適正化も必要なだけど、ある程度のラインでメーカーも守らないと、

慈善事業ではないから利益でないと作るのやめるよね。

医療の適正化は国や医療者だけが考え、対応することではないし、医療者、国だけでできることではないと思う。

薬を飲む・受診をする。

一人ひとりが自分の飲んでる薬をよく知って、今の自分にとって本当に必要なものなのか?

少し鼻水がでる、

くしゃみがでる、

その症状は本当に受診が必要なのか?

よく考えて欲しい。

その積み重ねが毎年1兆円規模で社会保障費を増加させている。

これからの風邪の症状も出やすい季節。

風邪症状はほとんどがウイルス感染。

ウイルスに抗生剤は効果ないし。

多少の症状なら水分しっかりとって休養するのが一番!

人ごとではなく、みんなの一人ひとりが意識することが大切だと思うんだな〜。

全部繋がってると思うんだよね〜